エンターテイメントが尊いのはなぜか??

 

すべてはコミュニケーションの取り方にいきつくのである。

すべてのコミュニケーションは、一方当事者が発したメッセージを
相手方がアップデートし、そのアップデートに基づくメッセージを返すことにある。

この際、なんらかの理由でアップデートせずに、
矛盾したメッセージをかえし、あいてのレセプターを狂わすのが
ハラスメントである。

簡単にいうと、押し付け、である。
「おまえはこうしろ」とか「おまえはこうあるべきだ」といった。

そういわれているうちに、メッセージの受け手のほうが、
「自分がおかしいのではないか」と、罪悪感に苛まされる。

それに対して、東京大学の安富教授の指摘によれば、エンターテイメントは、受容と提示からなるという。

発せられたメッセージを、受け手がどのように解釈するのも自由なのだ。
そこに押し付けは存在しない。
人々の自己肯定を促す。

だからこそ、エンターテイメント(アート)は尊いのだ。

ところがどうだ。
政治の世界も、ビジネスの世界も、
近代市民社会を動かしていくのに必要とされるシステムというのは、
どれも、相手に押し付けることを、そのひとを強いるように作られている。

だから、このシステムのうちにいるひとの大方は、
しんねりむっつり、不機嫌な顔をしている。

この世にユートピアはないのか?

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