The Art of Living, 生きる技法(安冨歩著)に学ぶ灰色の空から抜け出す方法

著者の安冨氏は、女装をしている東大教授というのが一番有名な描写かもしれないが、最近、ウェブなどの記事でも、本著をもとにした発信を見かけるようになってきているので、日本にも、ある程度、その主張が受け入れられる土壌ができつつあるのかもしれない。

私も相当この本から多くを学んだ。すべてではないが、現在の自分の考え方のかなりの部分でベースになっている。

一番重要なことは、彼のような高学歴で誰もがほしがる賞を受賞したような人が、

当時、「空の色が灰色だった」と告白していることだ。

よい仕事につき、成果もあげ、収入もあり、結婚もしている。一見とても幸せそうなのに、そうではなかった、ということを、赤裸々に語っているところが極めて稀有であり、重要だ。

その事実が、我々をとりまく、「よいとされている」モラルやシステムが、正気に戻って疑ってみると、到底そうとはいえないものだ、ということを浮き彫りにし、

そのシステムでの優秀といわれる層が、そのプログラミングされた態度によって、自らを窮地に追い込み続けているというショッキングな事実を突きつける。

詳細な中身は本書に譲るが、これまでの既存の関係性を見直すまでに至るほど、かなり強烈な書なので、覚悟がある方は、自己責任でぜひ手にとってもらいたい。

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