これが私の生きる道

 

奥田民生作詞・作曲の、パフィーのヒット曲。
90年代に10-20代を過ごした方はご存知だと思う。

この詩は、とてもいい。

自らを肯定し、
自らの信ずるところを貫く覚悟とともに、
自らの進むべきところに向かって、
自らの命(火)を燃やし、
他の人をいたわりながらも、
自らを愛することを優先する

そうすることが、自然、
すなわち、おのずからそうであること、
(宇宙の法則に従った人間のあるべき姿:真善美)
だと、伝えている。
そういう生き方がよく表現されている。

近ごろ私達は いい感じ
悪いわね ありがとうね これからも よろしくね

悪いわね、というのは、自分に正直になれず、楽しんでる様を
妬んだりするひとに向けて、

ありがとうね、というのは、一緒に楽しんでくれたり
応援してくれるひとにむけて、

これからもよろしくね、というのは、
世界の構成員たるすべてのひとにむけての言葉と解釈する。

もぎたての果実の いいところ
そういうことにしておけば これから先もイイ感じ

「もぎたての果実のいいところ」ということにしておく、ということは、客観的・悲観的に物事をみれば、さしづめ「誰かの手で切り離され干からびた果実の悪いところ」とでもなろう。

これを、たったいまもぎとられた、甘くジューシーで魅力的な果実の、いいところ、
ということにしておこう、ということなのだ。そうすれば、これから先の将来も
かならずや、イイ感じ(自然に生きられる)といってるのだろう。

もしも誰かが 不安だったら 助けてあげられなくはない
うまくいっても だめになっても それがあなたの生きる道

ここでは、不安を感じるのは誰にでもあること。だけどその不安に必要以上に
とらわれるなら、それは自然でなはく不毛。だから、そういう人は助けたいと思う
気持ちが表現されている。

だが、ここが秀逸なのだが、
「助けてあげられなくはない」と、あくまで本人が望めば、と突き放しているところが素晴らしい。つまり、不安やネガティブから抜け出ようという意志のない相手に必要以上に踏み込めば、それは自分のことを大切にしていることにはならず(自己犠牲)、それは自然(イイ感じ)ではない、とやんわりと伝えている。

そして最後に、詩人は、
うまくいっても だめになっても、自然でいることさえ忘れなければ、
それはともかく楽しい道なのであり、満足するものだよ、とゆっくりと諭しているのだ。

 

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