あなたは本当に無理をしないと夢にたどり着けないのか?

アルケミスト(パウロ・コエーリョ著)を久しぶりに読んだ。
5年前読んだときは、実はあまりよくわからなかった。
それがいまは、とても共感できることに気がついた。

一貫して、前兆にしたがうことを諭してくれていたような気がする。

「あせるのはやめて、のんびりと、ダンジェの狭い通りを歩いてみることにした。
そうすることによってのみ、前兆を読むことができるのだ。」

このゆっくりと、というのが、とても大事だと思っている。
アルケミストの主人公サンチャゴがいうように、前兆を見過ごしてしまうから。

こないだどこかで目にしたフェイスブックの投稿で、イケてるどなたかが憤慨していた。

『成功をするには、自分の限界を超えるペースじゃなきゃ』といったら、『そこは自分のペースでやります』と返された。そんなのでできるわけがない。甘い。

一見、もっともらしく聞こえるが、本当にそうなのだろうか。

前兆を見過ごしてしまう、
いまを楽しめなくなるほど自分を追い詰めてしまう、
そこに最初の過ちがあるような気がしてならない。

アルケミストを読み進めるとこうあった。

「どうやって未来を推測するかだって?それは現在現れている前兆をもとに見るのだ。秘密は現在に、ここにある。もしおまえが、現在によく注意していれば、おまえは現在をもっと良くすることができる。そして、お前が現在をよくしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ。未来のことなど忘れてしまいなさい。」

P.S.大蔵省を退官後、こうした本の翻訳を続け世に送り出していらっしゃる山川氏とその奥様に敬意と感謝を表します。

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